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薬膳日記 1 [プライベート/日記]

薬膳を習い始めて3ヶ月がたちました。
月に2度の授業ですが、始めて触れる世界でとても勉強になります。
 中華料理? 苦いのかしら?
 体にいい料理を習うの?
なんて、漠然に思っていたのですが、ぜんぜん違うわ。

東洋医学(中医学)の概念から始まり、五臓六腑(東洋医学では“心”は=心臓という1つの臓器をあらわすのではなく、心の働きをするもの全体を指しています。血液や血管・中枢神経なども含まれるそう)を学びます。
西洋医学では、物理的な臓器を見るけれども、東洋医学では“働き”を見るといった感じです。
そして、気・血・津液というものを習ってから(これも、人体を構成する重要なファクター。西洋医学では認知されていない“気”というのも人間の重要な要素。)、次に病因・病機といって病気の原因とか発病する原理へと進みます。
今、私のクラスではここまで進んだようです。(う~、復習やらなきゃ)
「体について」・「病気の原因や発病の原理」を知ったところでう、これからは診断方法→診断した情報から症状を分析する方法を学んでいくようです。
東洋医学では、診断=弁証 ・ 治療=論治 といって、あわせて“弁証論治”などと書いてありますが、薬膳では弁証してから施膳するといった流れになるようです。
つまり、弁証施膳となります。
今、私が習っている中医学の基礎や診断学の内容は、中医学の専門に比べたらほんとに触り程度の内容ですが、人それぞれの症状や季節にあわせて診断し、その結果から適した食材を使って調理をする為に必要な知識なんですね。
これって、未病を防ぐってことにもつながるでしょう。
医療費の問題についてテレビのニュースでも、「セルフメディケーションの普及で、医療費を削減」なんてことを聞きますが、病気未満の病気を防せぐことも重要なことでしょうし、薬膳にかぎらず今後広まっていくべき考え方なのかなぁと思います。
食養生という言葉もよく聞きますが、授業では薬膳養生という言葉を聞きました。
自分のことですが、幸か不幸か貧血がひどくなってきた今日この頃で、偶然にも同時期に習い始めた薬膳入門の授業はとても参考になります。
先生が実例をふまえていろいろなお話しをしてくださり、女性にありがちな貧血や更年期障害のことなどもお話ししてくださります。
何も知らなかった場合よりも、基礎の基礎ではありますが自分の症状を習ったことに当てはめて客観的に把握することができるような気がします。
よかったよかった。
というわけで、医者では鉄分補給の為の薬をどかっともらったのでしたが、それと共に原因となる部分を改善することも同時に行わなければならないなぁと思うのでした。

現時点では、診断学を勉強中。
ずっと講義ばかりでしたが、今月から薬膳の実習がはじまるので楽しみです。

 


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